娘が生まれた時のことを思い出してみた

thikasa

Category: 生活 / Tag:

きっかけは、@Lioveness さんのツイート。


お子さんがいらっしゃるパパさん方の、子供が産まれた時のエピソードを聞きたい。誰か語って下さい!!!!2012/10/18 11:07 via Tweetbot for iOS

 

よーし。
娘も10歳になったし、当時のことを思い出してみよう。
断片的、になっちゃうけど。

 

—-

娘が生まれる前の晩、病院で妻と2人、応接間のようなところでまったりとしていた。

ふと外を見ると、とても綺麗な満月が。
明日の無事な出産を祈った。

 

当日は朝から立ち会った。
同じ予定日の赤ちゃんが周り(隣り)でどんどん(と言うと変だけど)産まれていく中、なんだかんだでその日の一番最後になってしまった。
私はいいんだけど、妻が心配だった。

いざ自分たち(? というか妻?)の番になって、必死にがんばっている妻を見て、声をかけることはできなかった。ただひたすらに見守るしかできなかった。とにかく母子共の無事を祈った。

 

ついに産まれた!

よく、立ち会って感動して泣いているお父さんがいる。
私もそうなるのかなーとなんとなく思ってた。

でも私は泣くことはなかった。
とにかく、とにかく嬉しかった。やっと会えた!嬉しい!と思った。
喜びの気持ちしかなかったのを覚えている。

 

次の日、病院に行くと、実は昨日の晩(つまり娘が生まれたその晩)、妻の体温がかなり下がって危険な状態だったと聞いて愕然とした。
出産というのはやはりただ事ではないのだ。
無理をしてでも付き添っていなかったことを激しく悔やんだ。
(付き添えないと言われたから帰ったのではあるけども)

 

名前がなかなか決まらなかった。
産まれる前から、あーでもないこーでもないとひたすら悩んでいたのだけど、産まれてもまだ迷っていた。
入院中はひらすらに名前を考えていた。
画数、イメージ、産まれた季節、親が期待すること…etc、いろいろ要素がありすぎてわけがわからなくなった。
結局入院中にも名前は決まらず。退院の日がきてしまった。

 

一週間ほどして退院の日になった。
いつも病院の服を着ていた娘だったが、退院するので、こちらで用意した服を着ていた。
赤ちゃんが退院の時に着る用の、ちょっと華やかな感じのやつ。

その服を着た娘を見て、涙が止まらなくなった。

産まれる前に、妻と2人で赤ちゃん洋品店でその服を買った時のことを思い出していた。

女の子だから、ピンクがいいよね。
ピンクもいろんな種類があるなー。
これとかどうかな。
いいね、似合うんじゃないかな。
着せるの楽しみだねー。

そんなやりとりをしていた。

妊娠がわかり、不安な気持ちがありつつも、いろいろと勉強したり、必要なものを買ったり、娘を迎え入れる準備をしていた。
産まれた時は喜びしかなかったのだけど、退院する時になり、その服を着ている娘を見て、本当に私達夫婦のところに娘がやってきたのだということを実感した。

そうしたら、なんだかもう涙が止まらなくなってしまった。
会えて、本当によかった。

 

この病院では、赤ちゃんが産まれ、退院する時、必ずあるケーキが貰える。
私達も貰った。

小さなホールケーキには、

「誕生おめでとう」

と書いてあった。
誕生日、ではない。「誕生」。
一生に一度しか貰えない言葉。
とても感動した。

 

初秋のちょっと雨交じりの日。

ずっと妻と2人で暮らしていた家に、娘がやってきた。

賑やかで、大変で、でもとても幸せな日々が始まった。

 

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